シュターレック城。
シュターレック城とバッハラッハの街。
旅の9日目、11月25日のライン河古城渓谷クルーズ。 シュターレック城とその下のバッハラッハの街の写真を前回掲載したが、それを撮ったあとで、もう一度、城だけを撮影し、城ともう少し下流のバッハラッハの街を合わせても撮影した(上の2枚の写真)。2枚目の写真で、右方に見える三つの大きな建物は、右端から、ポステン塔 (Postenturm)、聖ペーター教会 (Kirche St. Peter) 、いまは廃墟となっているヴェルナー礼拝堂(Wernerkapelle; 城のある丘の右端に、ツインビルのように見えるもの)である。
ポステン塔の「ポステン」とは、バッハラッハの有名なブドウ畑斜面のことであり、多くの画家がこの斜面からの眺めを描いたため、その名が知られるようになった。ポステン塔の上部はバッハラッハの街の最もよい眺望が得られる場所の一つである。
ヴェルナー礼拝堂は、この場所に倒れ死んで芳香を放っていたヴェルナーという名の少年を聖人として祀るために、町の人びとがヴァチカンの反対を押し切って、1287年から1430年までかかって建てたものである。1689年にフランス人がスターレック城を破壊したときに、その粗石が降り注いで廃墟化したという [1] 。
上の写真を撮ってから約5分後には、右岸にカウプ (Kaub) の街と、その上110メートルに立つグーテンフェルス城 (Burg Gutenfels [2]) が見えて来る。
カウプの街とグーテンフェルス城。
グーテンフェルス城。
文献
"Burg Gutenfels," Wikipedia, Die freie Enzyklopädie (23. November 2009 um 14:55 Uhr).
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