この連載の前々回(25)において、ニーダーヴァルト記念碑を見て、ロープウェイで町へ戻ったあと、すぐに帰船したように書いてしまったが、リューデスハイムのマルクト広場でクリスマス・マルクト(クリスマス・マーケット、クリスマス市)を見たことを書き忘れていた。忘れたせいで、たまたま、クリスマスの日にそれを書くことになった。ただし、ヨーロッパのほとんどのクリスマス市は、12月24日には終わっているそうだ。
それまでに観光した都市のマルクト広場では、クリスマス市の屋台の準備が進んではいたものの、店はまだ開かれていなかった。リューデスハイムでは、クリスマスの一カ月前となって、店が開かれ、幸いにもこの旅でドイツのクリスマス市の雰囲気を味わうことが出来た(下の3枚の写真)。
リューデスハイムのクリスマス市の様子 1。
リューデスハイムのクリスマス市の様子 2。
クリスマス市の中に作られたキリスト生誕場面の飾り。
2枚目の写真の右端にも一部が見えている。
屋台といっても屋根のついた立派なものである。クリスマス用の飾りやおもちゃなどを売っている店のほかに、赤ワインと香辛料などを温めて作るホット・カクテルの一種、グリューヴァイン (Glühwein) や、ドイツ名物のソーセージなどの飲食を楽しめるところもある。グリューヴァインの店には心が引かれたが、午後、船でサービスされる予定になっていたので、横目で見ながら遠慮した。
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