2009年12月26日土曜日

ライン河、マイン河の船旅(28) (Cruise on the Rhine and Main 28)

ラインシュタイン城。

 [前回は話を少し前に戻したので、以下は前々回(26)の続きとなる。]

 旅の9日目の11月25日午後のライン河古城渓谷クルーズ。エーレンフェルス城址に続いて、今度は逆の左岸にラインシュタイン城 (Burg Rheinstein) が見える(上の写真)。この城は13世紀に造られ、攻撃で破壊されることはなかったが、17世紀から次第に崩壊し始めた。1975年以降、買い取った Hecher 家の努力によって保存されている [1]。

ライヒェンシュタイン城。

 次いで、同じく左岸にライヒェンシュタイン城 (Burg Reichenstein) が現れる(上の写真)。この城の歴史も13世紀にさかのぼる。19世紀末から20世紀始めにかけて再建され、いまは博物館とレストランつきのホテルとして利用されている [2]。

ゾーンエック城。

 間もなく、同じ左岸にゾーンエック城 (Burg Sooneck, Saneck または Sonneck とも) が見える(上の写真)。この城についての最初の記述は1271年になされていることが最近分かったという [3]。船はさらにブドウ畑の丘を見ながら進む(下の写真)。春に訪れるならば、畑やその向こうの林や森は鮮やかな緑色なのだろうが、それらが褐色がかっているのも、古城鑑賞にふさわしく思われる。

ライン河沿岸のブドウ畑。

文献

  1. "Burg Rheinstein: Location and History," (Burg Rheinstein, 2006).

  2. "Burg Reichenstein (Mittelrhein)," Wikipedia, Die freie Enzyklopädie (23. Oktober 2009 um 12:21 Uhr).

  3. "Burg Sooneck," Wikipedia, Die freie Enzyklopädie (17. Dezember 2009 um 12:24 Uhr).

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