団地の庭園:その2
写真1枚目は、先日撮影した団地の庭園を前方へ出はずれたところから、逆向きに写したもの。2枚目は、この写真に、また Adobe Photoshop による加工を試みたもの。今回の加工条件は、メニュー Filter > Brush strokes > Dark strokes で、 Balance 10, Black intensity 0, White intensity 3 に設定。(後日の追記:加工したイメージは、見ていると目が疲れる気がするが、斜めの筆致風のところと、眼鏡の乱視の度が合わなくなっていることとの相乗作用だろうか。ところで、この斜め筆致は左利きのものであり、右利きの人間はそのまま真似が出来ない。)
内向きの掲示
高校時代の交換日記から
(Ted)
1952年10月30日(木)晴れ
与えられたすべてのものを、もっと十分に利用したい。
1952年10月31日(金)晴れのち曇り
門あるいは玄関に黒板を立て掛け、それに文字が書いてあるというのは普通に見かける光景だ。先日も、崎浦小へ結核健康診断に行ったときに、「結核健康診断の方は、校舎右の運動場から直接講堂へお入り下さい」と、黒板に書いてあった。しかし、黒板が内側へ向いているのは、珍現象の一つだ。下校する生徒の足を一旦踏みとどまらせ、そして、その生徒が生徒会議員であった場合には、19番教室へ送り返すという役割を担った黒板が、そういう状態で立っていたのである。後期に入って、生徒議会は猛烈に活発になってきたようだ。
22ホームの SM 議員リコール問題、これに関する NKY 企画委員長の22ホーム一同宛の書簡など、劇的事件もみられる。「この時勢に鑑みて、われわれ新聞部員は…」と叫んで奮い立つような情熱がぼく自身に欲しい。
[以下、最初の掲載サイトでのコメント欄から転記]
四方館 08/21/2005 22:29
生徒会活動でリコール事件など起こるなんてなかなかの騒動ですね。私の高1の時は、ちょうど60年安保でしたから、6.15や6.19に向け高校生の政治的活動参加について、何度も全校集会が開かれ、熱い議論が闘わされていました。
Ted 08/22/2005 07:56
この少し後だったかと思いますが、ある1年生議員が生徒会則にない「生徒議会解散(再選挙)」の発議をして、それが可決されるという事件もありました。その1年生議員は、後に NHK の研究所に所属し、いくつかの著書(私には反動的と思われる)も出した角間隆君でした。60年は私が就職した年。職場の周囲はほとんど田圃で、実験棟などの建設がまだ進行中。夢のある別世界へ来た感を抱いたものです。
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