2005年8月7日日曜日

アブラゼミ対クマゼミ

 前回、鈴の宮公園を訪れてセミの写真を撮ってきたのは、7月28日だった。そのとき見かけたのは、すべてクマゼミだった [1]。それから8日後の8月5日、たまたま、カメラを持ってウォーキングに出て、鈴の宮公園まで行って驚いた。アブラゼミが、かなり目立つ割合で目にとまったからだ。

 鳴き声と先日の観察から、大阪・堺にはアブラゼミはほとんどいなくなったのかと思っていたのは間違いだった。アブラゼミの単調な鳴き声は発せられていても、クマゼミの一応のリズムを備えた騒がしい鳴き声と合わさると、ほとんど聞き分けられないだけのようだ。

 そして、この辺りでは、アブラゼミは、クマゼミより遅く出てくると知った。一本のサクラの木の低いところにとまっていた6匹のセミ(写真)のアブラゼミ対クマゼミの比1:2が、ちょうど、この辺りのこの時点での存在比を代表しているように思われた。

文 献

  1. セミとり (Ted's Coffeehouse, 2005年7月31日).

[以下、最初の掲載サイトでのコメント欄から転記]

かわせみ 08/07/2005 11:20
 せみはクワガタやカブトムシのように喧嘩はしないんですかね。

Ted 08/07/2005 14:54
 私が見た限りでは、どの木でも、近距離に仲よさそうにとまっていました。

四方館 08/07/2005 12:14
 わずかな季節の移ろいのなかでの変化を読み取られていいですね。

Ted 08/07/2005 14:57
 ブログ用の写真を絶やさないようにしようとの思いから、この歳でようやく、自然をよく見つめるようになっています。

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