まだ咲かない桜の下から
一昨日、桜並木の下で上を向いて、写真うつりのよさそうなツボミを盛んに探していたとき、下から芳香が漂ってきた。目をそちらへ移すと、たくさんの大きなジンチョウゲの木が満開の花をつけていた(写真)。昨日も同じ方面へウォーキングに行ったが、風はやや冷たく、桜はまだ開かない。
最近、少し歩くと、不思議なことに右肩が痛くなる。帰宅すると痛みはほとんど取れてしまうのだが(長時間コンピュータに向かって、マウスを使い過ぎているせいか、わずかのだるさはある)。歩きながら、時どき右腕を大きく上下したり回転させたりすると、それほど痛くならないでウォーキングを終えられることを見出した。
軽い、軽い、軽やかだ
高校時代の交換日記から。
(Ted)
1952年4月11日(金)晴れ
KZ 君は、1限に英語乙、2限に5単位の英語、4限には2限の続きと、金曜日に英語が3時間もあるそうだ。解析 II と世界史は彼と同じレッスンだ。MRR 君、Jack、それに Jap(TJ君)とは、昨年に引き続いき、毎日廊下を一緒に移動することになった。TKR 君もこれに加わる。SN 君の顔も、彼の得意な科目の時間に見ることが出来る。
軽い、軽い、軽やかだ。匂いまでが軽い。そして、なんと華やかな存在が存在する――少なくとも、ぼくにそれを感じさせる――ことだろう。なにほどのものを含有しているかは知らないが。(1)
[Samによる後日の欄外注記](1) このパラグラフは何を書いているのか分からないが、ぼくの好きな書き方だ。
(Sam)
生徒会役員選挙の告示がなされた。会長、副会長は三十名、執行委員は二十名の推薦者の署名が要るそうだ。
人相、手相、下駄の減らし方による性格判断、生老病死の四苦の解脱、釈迦の誕生、などなど、一時間の3/5を雄弁に語った S・K 先生はなかなか愉快だ。世界史の時間には、Pithecanthropus Erectus や Sinanthropus Pekinensis などの標本がズラリと並べられた。
きょうの記録はどちらも思わしくなかったから覚えようという意志はなかったのだが、参考のため記しておこう。
砲丸投げ、女子用(4 kg) 七・六七米
五十米疾走 七・九秒
平均より少しだけよいかも知れない。時間が終るとき、テキストに出ている女子の記録とどれだけ差があるか味わっておけといわれた。昨年習得した要領はだいたい守ったつもりだが、種々の欠陥があったことは否定できない。
リーダーを持っていない生徒のために、タイプで原紙を切るようにと、SG 先生から頼まれた。生まれて二回目の試みだったが、成功裏に済んだので、うれしかった。Ehat、lnown、ciil など、もとはどんな単語か考えられそうもないミス [1] を幾つかしたが、その可能性は初めに断っておいたから、我慢して貰おう。
引用時の注
キーの配列を知っていれば、各単語内の1文字につき指が左または右へ1文字分ずれたと考えて、もとの単語を当てられる。ずれっぱなしで単語を打てば、もっと奇妙な綴りになるだろう。一番目と三番目ならば、Ejsy、xiik というように。これらのもとの単語は、それぞれ、What、cool と推定した。二番目のもとの単語は何だろう。
[以下、最初の掲載サイトでのコメント欄から転記]
四方館 03/31/2005 10:36
開花予想では大阪は29日あたりということでしたが、蕾はまだ開きませんか。
Ted 03/31/2005 20:15
きょう31日は、安土までハイキングに出かけていましたので、堺の桜をチェックできませんでしたが、テレビの情報によれば、岸和田でちらほら咲いたとか。明1日あたり、堺でも開花が見られるでしょう。
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