2005年4月17日日曜日

桃源台


 私が1944年9月から敗戦の年を挟んで約2年半住んでいた中国・遼東半島(敗戦までは日本の租借地で、関東州と呼ばれた)の大連市内の町名は桃源台といったが、同じ名前の場所が、堺市・大仙公園内の日本庭園に入って左の奥にある。堺市が姉妹関係を結んでいる中国の都市との交流記念のものだろう。最近、毎年のようにそこのボタンの花盛りの頃に来ていたが、モモが満開のときに来合わせたのは、さる14日が初めての経験だった(写真)。

 3月3日の雛祭りを「桃の節句」ともいうから、モモは3月に咲くものと思いがちだが、旧暦の3月3日は新暦の4月初旬なのだ。日本庭園内の桃源台には赤と、1本の木に紅白混じって咲くもの(源平という名だそうだ)があったが、どちらもハナモモの一品種らしい。きょうは私の誕生日なので、この紅白の花の写真を掲載して自ら祝うことにする。

[以下、最初の掲載サイトでのコメント欄から転記]

Y 04/17/2005 13:06
 お誕生日おめでとうございます。鮮やかなモモの花ですね。堺市の中だけでも、散歩していらして見所が沢山あるようですね、毎回紹介していただいて。私はまだ、夫と連れ立ってしか、散歩の外出をすることが障害上、できませんが(気軽な外出ほど不得手なのです)、鴨川では桜が乱れ散って、川端通りに舞っており、きれいでした。こちら京都では葉桜の季節になりましたね。

Ted 04/17/2005 13:34
 誕生日のご祝詞、ありがとうございます。私も学生時代に鴨川のほとりをよく散歩したものです。一番記憶に残っているのは、修士課程2回生のとき、研究室の Y 助教授が奥さんとまだ幼いお嬢さんを連れて歩いておられるのにひょっこり出合った散歩です。奥さんが撮って下さった写真もあるため、記憶もはっきりしているのかも知れません。5月の連休の頃だったでしょうか。そのとき初めて、修士課程修了後、就職したいと考えていることを Y 先生に話したのでした。

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