2005年4月6日水曜日

阪南の桜名所・山中渓


 4月6日、晴れてはいるが、霞がかかったようにやや白っぽい空だ。花曇りというのだろうか。昨日から暖かくなっていることでもあり、一昨日ラジオで三分咲きといっていた山中渓の桜はもうかなり開いているだろうと思って出かける。わが家からは JR 阪和線で30分あまり南へ行けばよい。

 和歌山県に入る手前の山中渓駅で下車する。ここは阪南市に属する。約千本の桜があるという名所で、まだ五分咲き程度だったが、かなりの人びとが見物に来ていた。観光バスも2台あった。

 桜並木は JR の駅の両側からすぐに始まる。線路の東側に沿って北上し、並木の切れたところで橋を渡り、線路の反対側へ出る。そして南下しながら、今度は川の両岸の並木を楽しむ。ちょうど昼時にかかったので、土手で弁当を開いている人びとを多く見かける。JR の駅よりもいくらか南まで来て撮ったのが、上の写真である。

 さらに南下して橋を渡り、再び線路の東側へ出る。駅の近くまで戻ったところの右、山手に「わんぱく王国」という、子どものための遊び場があり、小高い山の頂上への登山道の入口にもなっている。きょうは、そこで桜祭りの一環として、筝と尺八の演奏が午前と午後に1回ずつ行われることになっていたが、残念ながら時間が合わなくて、聴かないまま帰路についた。

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